1琴にあはせて伶長にうたはしめたるアサフの歌なり讃美なり
2またサレムの中にその幕屋あり その居所はシオンにあり
3彼所にてかれは弓の火矢ををり盾と劍と戦陣とをやぶりたまひき セラ
4なんぢ榮光あり掠めうばふ山よりもたふとし
5心のつよきものは掠めらる かれらは睡にしづみ勇ましきものは皆その手を見うしなへり
6ヤコブの神よなんぢの叱咤によりて戦車と馬とともに深睡につけり
7神よなんぢこそ懼るべきものなれ 一たび怒りたまふときは誰かみまへに立えんや
8
9なんぢ天より宣告をのりたまへり 地のへりくだる者をみなすくはんとて神のさばきに立たまへるとき地はおそれて黙したり セラ
10實に人のいかりは汝をほむべし 怒のあまりは汝おのれの帯としたまはん
11なんぢの神ヱホバにちかひをたてて償へ そのまはりなるすべての者はおそるべきエホバに礼物をささぐべし
12ヱホバはもろもろの諸侯のたましひを絶たまはん ヱホバは地の王たちのおそるべき者なり