1第二款 種々の傳言等 2聖徒として相應しく之を主に於て接待し、汝等に求めん凡ての事に於て之を援けよ、其は彼女自らも既に多くの人を援け、我をも援けたればなり。 3請ふプリスカ、アクィラ及び其家に在る教會にも宜しくと言へ。彼等がキリスト、イエズスに於る我協力者にして、 4我生命の為に己が首を差出せるは、獨我のみならず、異邦人の諸教會も亦彼等に感謝する所なり。 5エペネトに宜しくと云へ、是我が愛する人にして、キリストに於る[小]アジア最初の信者なり。 6汝等の為に大いに盡力せしマリアに宜しくと言へ。 7アンドロニコ及びユニアに宜しくと言へ、彼等は我親戚にして、我と共に監獄に入り、其名使徒の中に高く、我より先にキリストに就きし者なり。 8主に於て我至愛なるアンプリアトに宜しくと言へ。 9キリスト(イエズス)に在りて我等の協力者なるウルバノ及び我が愛するスタキスに宜しくと言へ。 10キリストに於て忠實なるアッペルレに宜しくと言へ。 11アリストブルの家なる人々に宜しくと言へ。我親族ヘロヂオンに宜しくと言へ。ナルキスの家に於て主に在る人々に宜しくと言へ。 12主の為に盡力する[婦人]トリフェナ及びトリフォザに宜しくと言へ。主の為に大いに盡力せし我が至愛なる[婦人]ペルシデに宜しくと言へ。 13主に於て撰まれしルフォ及び彼が母にして亦我母なる人に宜しくと言へ。 14アッシンクリト、フレゴン、ヘルマス、バニトロバ、ヘルメス及び彼等と共に居る兄弟等に宜しくと言へ。 15フィロロゴ及びユリア、ネレオ及び其姉妹、オリンピア及び彼等と共に居る聖徒一同に宜しくと言へ。 16聖なる接吻を以て互に宜しくと言へ。キリストの諸教會汝等に宜しくと言へり。 17兄弟等よ、我汝等に勧む、汝等の學びし教に反して、争及び妨を為せる人々を認めて之を避けよ。 18蓋斯る族は、我主キリストに事へずして己が腹に事へ、甘言及び諂諛を以て、無邪氣なる人々の心を惑はすなり。 19汝等が從順なる事の何處にも聞えたるは、我が汝等の為に喜ぶ所なり。唯望むらくは汝等が善に對して賢く、惡に對して疎からん事を。 20願はくは平和の神、速にサタンを汝等の足の下に砕き給ひ、我主イエズス、キリストの恩寵汝等と共に在らん事を。 21我協力者なるチモテオ及び我親族なるルシオとヤソンとソシパテルと、汝等に宜しくと言へり。 22此書簡を書きし我テルシオ、主に於て汝等に宜しくと言ふ。 23全教會と我との宿主カヨ汝等に宜しくと言ひ、市の主計エラスト及び兄弟クワルト汝等に宜しくと言へり。 24願はくは我主イエズス、キリストの恩寵、総て汝等と共に在らん事を、アメン。 25尚長き世の間黙せられしに、今や預言者等の書に應じて、永遠の神の命に由り、信仰に服せしめんとて、萬民に顕れたる奥義の示に随ひ、 26我福音とイエズス、キリストの宣教とに應じて、能く汝等を堅固ならしむるを得給ふもの、 27即ち唯一の智者に在せる神に、イエズス、キリストを以て世々尊貴と光榮とあれかし、アメン。 ¶